北朝鮮が弾道ミサイル発射 失敗か 韓国通信社4月29日6時35分

韓国の通信社、連合ニュースは、韓国軍の話しとして、北朝鮮が２９日未明、西部のピョンアン（平安）南道で、弾道ミサイル１発を発射したものの失敗したと見られると伝えました。

韓国軍は、ミサイルの種類や飛距離などについて、詳しい情報の収集を急いでいます。

政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「北朝鮮情勢に関する官邸対策室」で、情報の収集と分析にあたっていますが、現時点では、日本の安全保障上、影響がある事態は発生していないということです。

外務省は「北朝鮮から弾道ミサイルが発射された」という情報について、確認を急いでいます。

外務省関係者はＮＨＫの取材に対し、「北朝鮮の核問題を協議する国連安全保障理事会の閣僚級会合がニューヨークで開かれたことに反発して発射された可能性はある。また、きょうが、アメリカのトランプ大統領が就任から１００日になることに合わせて発射した可能性も否定できない」と話しています。

政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「北朝鮮情勢に関する官邸対策室」で、情報の収集と分析にあたっていますが、現時点では、日本の安全保障上、影響がある事態は発生していないということです。

韓国の通信社が、２９日未明、北朝鮮から何らかのミサイルが発射されたと伝えたことについて、日本への直接の影響はないと見られ、防衛省が詳しい確認を続けています。

→東京メトロは、北朝鮮がミサイルを発射したという情報を受けて、午前６時７分から全線で運転を見合わせました。
念のため安全を確認する措置だということで、１０分後に運転を再開しました。

→ＪＲ西日本によりますと、北朝鮮がミサイルを発射したという情報を受けて、北陸新幹線は、午前６時８分から金沢駅と新潟県の上越妙高駅の間で一時、運転を見合わせました。
念のため安全を確認する措置だということで、１０分後に運転を再開しました。

以下略