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- 17/04/17 23:36:05
産経新聞
スーパー大手「いなげや」の志木柏町店(埼玉県志木市)でチーフをしていた男性社員=当時(42)=が平成26年6月に脳梗塞で死亡し28年6月に、さいたま労働基準監督署に過労死と認定されていたことを17日、遺族側弁護士が公表した。いなげやでは15年にも別店舗のチーフをしていた20代男性が過労自殺しており、遺族は「過労死は私たちの家族が最後であってほしい」と会社側に慰謝料など1億5千万円と再発防止を求めた。
過労死の基準となる発症前1カ月間に100時間超の残業は確認できなかったが、労基署は日時が特定できない労働や早朝、深夜の不規則な勤務があったとして過労死を認めた。
男性は23年から志木柏町店で働き食料品の発注や棚卸しを行うチーフをしていた。26年5月25日、ろれつが回らなくなり入院。その後、仕事に復帰したが、倒れて6月21日に死亡した。同店ではシフトの時間より前に仕事を始めても勤務時間を定時で記録したり、終了時間後も居残って働いたりとサービス残業が常態化していた。
いなげやは「要望については、内容を確認してから対応したい」と話した。
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