①森友学園という学校法人が運営する幼稚園では、君が代を歌ったり教育勅語を暗唱させたり、剣道、将棋、俳句などの日本文化を学ばせたり、愛国心を育てる教育というのをやってた。

②森友学園の幼稚園は、日本文化を学ばせてくれ、躾もしっかりしていると評判で、皇室や警察の式典にも毎年招待されている。安倍晋三首相の妻、昭恵夫人も見学に来て絶賛。昭恵夫人や自民党の議員数名は園での講演なども行った。

③その幼稚園に中国人や在日韓国人が、なぜか遠方からわざわざ子供を入園させてきて、トラブルを起こして退園 → ネットである事ない事書き散らして幼稚園を誹謗中傷 → 園が専門機関に調査依頼して犯人を特定 → 園が誹謗中傷していた元保護者を訴える。

④中韓人に対して激おこの幼稚園は、公式サイトに、ネットでの誹謗中傷は中国人や在日の元保護者だった事や「よこしまな中国人や韓国人には屈しない」などの文章を掲載。③の保護者にも「中国人や韓国人は嫌いです」などの文言が入った感情的な手紙を送ったりする。

⑤さらに、怒りの冷めやらぬ幼稚園は、運動会の宣誓に「大人は尖閣諸島や竹島を守り、日本を悪者として扱う中国、韓国は心を改めて」「安保法制国会通過良かったです」「安倍首相頑張れ」などの文言を盛り込む。

⑥森友学園は、愛国教育を行う小学校の設立も目指していた。学園はそのための土地を大阪府から借りる。ところが学校建設中に大量のゴミが埋め立てられていたことが発覚。土地代が激安になり、「これなら賃貸じゃなく購入できるんじゃね！？」と判断した学校は土地の購入に踏み切る。

⑦豊中市議の木村真が⑥の土地購入に関して「こんなに値引きされるなんておかしい！」とマスコミにチクリ回る。朝日新聞がそれに乗っかり、マスコミは一斉に森友学園を取り上げ始める。

⑧ところが、実は周囲の土地も（同じようにゴミが埋まっていたため）同じくらい値引きされて売られていた。そのことに気付いたのか、今度は③④⑤の件を持ち出し「外国人の保護者にヘイトスピーチ」「右翼の愛国幼稚園」と園の方針に対してのバッシングが始まる。

⑨安倍首相の昭恵夫人は、森友学園の教育方針に賛同し、新しく建てている小学校の名誉校長も引き受けていたため「安倍首相が圧力をかけて土地代を安くした！」という印象操作が始まる。なぜ土地が安くなったのかは国会で何度も説明されたが、テレビのニュースなどでは何故かその場面は一切ニュースでは取り上げられず（ネットにはいくつも動画が残っている）。マスコミは何故か安倍首相のスキャンダルとして報じ続ける。なお、民進党の議員の中にも森友学園の理事長の政治団体顧問をやっていた者がいてネットでは証拠写真まで出回ったが、それについては何故か一切報道されず。

⑩マスコミの論調が覆らないと思ったのか、森友学園に講演に行ったり、寄付をもらっていた議員などがてのひらを返し、学園を非難したり、「森友学園とは無関係だ」と主張したりしはじめる（でも学園から寄付された事はバレる）。

⑪森友学園は今年4月に小学校を開校する予定で、条件付き認可適当（2月に認可予定）とされていたが、報道に怖気づいた大阪府が「やっぱ認可しないかも」と言い始める。

⑫森友学園が、幼稚園に通う児童に対する影響を考慮し、認可申請を取り下げる。