女児を児童相談所前に放置　男女を再逮捕　同じ場所に男児も　「育てられなかったので」　群馬

　生後間もない女児を児童相談所前に放置したとして、群馬県警前橋東署は３日、住居不定で茨城県筑西市出身の風俗店従業員、山下千尋容疑者（２７）と、内縁の夫で横浜市出身の無職、仙波信夫容疑者（３４）を再逮捕した。両容疑者とも容疑を認め「育てられなかったので助けてほしかった」と供述している。

　逮捕容疑は平成２７年１０月１日午後１１時半から翌日午前７時２０分にかけて、山下容疑者が群馬県伊勢崎市内で出産した女児を前橋市の中央児童相談所の前に放置、遺棄したとしている。児相関係者が女児を発見し同署に通報した。

　両容疑者は今年１月１３日にも男児を同じ児相前に遺棄したとして逮捕されており、両容疑者の供述などから発覚した。いずれの子供に怪我などはなかった。



産経新聞