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- 17/01/31 23:49:18
購入した女性
埼玉新聞 2017年01月31日 10時20分
深谷市の人気キャラクター「ふっかちゃん」が縁で昨年、23歳差のカップルが結婚した。深谷市は「老若男女問わず、みんなから愛されるキャラクターだからこそ生まれた出会い」と祝福。まさに“恋のキューピット”として、幸せを呼ぶ橋渡し役を果たした。
福岡県大木町の会社員松永一光さん(49)は、かわいらしい見た目に引かれてファンになった。グラフィックデザイナーだったこともあり、2014年、無料通信アプリのLINE(ライン)でスタンプを制作。当時はまだゆるキャラものが珍しく、九州でもちょっとした評判を呼んだ。
そんなスタンプを購入したのが、後に奥さんとなる女性(26)だった。「買いましたよ」というメッセージをきっかけに、2人は連絡を取り合う仲へと進展。松永さんは離婚経験者で3人の子どもの父親。ただ、会ってみると年の差を感じることもなく、馬が合った。いつしか2人は結婚を意識する間柄になった。
当初は年の差を気にして、プロポーズに踏み込めなかった。ただ、女性が妊娠していることが分かり、「前に進むだけだ」と覚悟。先立つ可能性が高いことを謝ってから、「結婚せやんね」とプロポーズ。うれしそうな声で、「はい」の返事が返ってきた。
結婚式は昨年10月。高砂の真ん中にふっかちゃんの縫いぐるみを置いた。「自分がしっかりして、長生きしなきゃと思いましたね。まだふっかちゃんには会ったことがないので、いつかは2人で深谷に行きたいです」。
奥さんは3月に女の子を出産予定。ふっかちゃんに感謝しつつ、新たな家族の誕生を待っている。
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