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- 16/12/08 21:37:27
ドライヤーの使用中にコードから火花が出てやけどをしたり、髪の毛が吸い込まれて取れなくなったりしたという事例が、この5年半ほどの間に120件寄せられ、国民生活センターは、コードの損傷などが事故につながっているとして注意を呼びかけています。
国民生活センターによりますと、ドライヤーの使用中に危険な目に遭ったり不安を感じたりしたという相談が、ことし10月までの5年半ほどの間に366件寄せられています。
このうち、コードから火花が出るなどしてやけどしたという事例が105件、髪の毛が吸い込まれて取れなくなったり焦げてしまったりしたという事例が15件あったということです。
国民生活センターが調べたところ、繰り返しねじられるなどして損傷したコードは局所的に発熱し、実験の結果、損傷した部分から火花が出ることがわかったということです。
また、空気を取り込むドライヤーの吸い込み口に髪の毛が近づきすぎると、吸い込まれる場合があることも確認されたということです。
国民生活センターは、コードの損傷を防ぐためコードを巻きつけて保管しないようにし、コードの一部が熱くなるなど異常を感じたら使用をやめることなど注意を呼びかけています。
国民生活センターの村嶋二郎さんは「ドライヤーは毎日使われるため、家電製品の中でも過酷な状況で使われている。
コードを巻きつけて保管しないなど、改めて使い方に気をつけてほしい」と話しています。
2016年12月08日 16:56 NHK
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