ロレアルの縮毛矯正剤で脱毛、米国で10万人が集団訴訟

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  • 16/09/16 17:07:30


AFP=時事 9月16日(金)13時28分配信

仏パリ近郊クリシーにある化粧品大手「ロレアル」の本社ビルに掲げられた社名(2011年2月6日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】仏化粧品大手「ロレアル(L'Oreal)」がアフリカ系米国人の女性たちを対象に発売した縮毛矯正剤が、「ふんわりと絹のように滑らかな髪」とのうたい文句とは裏腹に脱毛を引き起こしたとして、利用者らが14日、米カリフォルニア(California)州連邦裁判所に集団訴訟を起こした。

 問題の縮毛矯正剤は、ロレアルが「ソフトシーン・カーソン(Soft Sheen-Carson)」ブランドから発売した製品。ファッションモデルのシンシア・ベイリー(Cynthia Bailey)さんや、ミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人のヘアスタイリストとして知られるジョニー・ライト(Johnny Wright)氏など、セレブを宣伝に起用していたとされる。

 訴状によると原告団は、この縮毛矯正剤が原因で「脱毛や切れ毛、頭皮の炎症や水膨れ、火傷などの苦痛を伴う不快な症状」が現れたと主張している。原告側代理人のベン・マイセラス(Ben Meiselas)弁護士によると、原告の人数は既に10万人に達している。

 過去にマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんなど有名人の代理人を務めてきたマイセラス弁護士は、AFPの取材に、賠償額は数億ドルに上る可能性があると指摘した上で、和解交渉には「喜んで」応じる方針を表明。「裁判を回避できるか否かは、ロレアル次第だ」と述べた。

 一方のロレアル側は、商品に問題はないと主張している。同社の広報担当者は、「縮毛矯正剤は工業製品だ。説明書に従えば安全に使用できる」と説明した。【翻訳編集】 AFPBB News

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