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- 16/09/09 10:40:29
北朝鮮で揺れ観測 「自然の地震ではない可能性」気象庁
気象庁によりますと、9日午前9時半ごろ、北朝鮮北東部でマグニチュードに換算すると5.3と推定される揺れが観測されました。深さはごく浅く、波形も過去の核実験の際のものと似ていることから、気象庁は「自然の地震ではない可能性がある」として、詳しい分析を進めています。
気象庁によりますと、日本時間の午前9時半ごろ、北朝鮮北東部の北緯41.3度、東経129.2度で、通常の地震の波形とは異なる振動が観測されました。
深さは0キロとごく浅く、規模はマグニチュードに換算すると5.3と推定されるということです。
通常の地震の波形とは異なることから、気象庁は「自然の地震ではない可能性がある」として、詳しい分析を進めています。
今回揺れが観測された場所の付近には北朝鮮の核実験場があります。ことし1月や3年前、7年前、それに10年前に北朝鮮が地下核実験を行った際には、今回と近い場所で地震の規模に換算してマグニチュード5前後の振動が観測されました。
気象庁によりますと地震の場合、地震計に記録される波形は小刻みな揺れから始まり、次第に振幅が大きくなりますが、地下核実験による振動の場合は最初から振幅の大きな波形となります。
今回記録された波形も、これまでと同様、地震とは異なる特異な振動を示しているということで、気象庁は、データの確認を進めています。
◇付近には核実験場
今回、揺れが観測された北朝鮮北東部の北緯41.3度、東経129.2度付近には北朝鮮の核実験場があります。
ことし1月6日と3年前、7年前、それに10年前に北朝鮮が地下核実験を行った際には今回と近い場所で地震の規模に換算してマグニチュード5前後の振動が観測されました。
地震の場合、地震計に記録される波形は小刻みな揺れから始まり、次第に振幅が大きくなりますが、地下核実験による振動の場合は最初から振幅の大きな波形となります。
今回記録された波形も、地震とは異なる特異な振動を示しているということで、気象庁は、データの確認を進めています。
◇「過去の実験と波形が似ている」
気象庁は、今回観測された波形について、「ことし1月など北朝鮮で過去に地下核実験が行われた際に観測された波形とよく似ている」と話しています。
気象庁によりますと地震の場合、地震計に記録される波形は小刻みな揺れから始まり、次第に振幅が大きくなりますが、地下核実験による振動の場合は最初から振幅の大きな波形となります。
今回記録された波形も、地震とは異なる特異な振動を示しているということで気象庁は、データの確認を進めています。
NHK NEWS WEB 9月9日 10時34分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160909/k10010677491000.html
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