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- 16/09/04 08:59:58
2016/09/02 19:55
小学生の女の子を誘拐しようとして、福井市の23歳の男が1日逮捕されました。男は女装をして女の子を待ち伏せしていて、警察は計画的な犯行とみて男を追及しています。
逮捕されたのは、福井市豊岡の無職、前川敬仁容疑者（23）です。
警察によりますと、前川容疑者は8月31日午後、嶺北地方の公共施設の駐輪場に停めてあった女の子の自転車の前かごに、近くの場所へ誘い出す内容の手紙を置いて、誘拐しようとした疑いが持たれています。
女の子は怖くなり、自身の通う小学校の教諭に相談。通報を受けた警察が待ち伏せ場所の付近で前川容疑者を見つけ、 容疑を認めたため、1日深夜、未成年者誘拐未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、前川容疑者は女の子との面識はなかったということです。
前川容疑者は女装して待ち伏せしていたことなどから、警察は計画的な犯行とみて捜査を進めます。
また事件を受けて、女の子が通う地域の教育委員会では2日朝、小中学校の校長を集めて会合を開き、不審者への対応をあらためて確認しました。
子供たちの防犯意識を高めるための標語として、「いかのおすし」があります。
これは、「いかない」「のらない」「おおごえをだす」「すぐにげる」「しらせる」という犯罪から守るためのポイントの頭文字をとったものです。
今回の事件では、女の子が待ち伏せされた場所に「行かなかった」、そして「すぐに逃げて」、学校に手紙があったことを「知らせた」ため、大事には至りませんでした。
女の子のファインプレーでした。
普段からこの「いかのおすし」の意識を高めてもらうことが大切だということを表す事件といえます。
http://www.fukui-tv.co.jp/?post_type=fukui_news&p=76292&page=1
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