川に女性遺体を遺棄、容疑の高2少年逮捕 茨城・龍ケ崎

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      16/07/09 02:49:13

    フジテレビ系(FNN) 7月8日

    遺体には、数十カ所の傷があった。
    龍ケ崎市を流れる西谷田川で、進士康子さん(42)の遺体が見つかった。
    死体遺棄の疑いで逮捕したのは、県内に住む高校2年、16歳の少年。
    少年は、「女性を複数回刺して川に捨てた。
    最初は、後ろから声をかけないで刺した」と供述している。
    少年が通う高校では、7日午後6時からPTA会議が開かれ、多くの保護者が、学校側の説明を聞くために参加した。

    第1発見者の男性によると、男性は、犬と散歩中に異臭に気付いて、斜面を下りていったところ、コンクリートの部分で遺体を発見したという。
    田んぼが広がり、日中でも、人通りが少ないという遺体発見現場。
    最初に異変を察知したのは、第1発見者の飼い犬だった。
    数日前から、散歩の際、遺体発見現場付近を気にして、動こうとしなかったという。
    第1発見者は、
    「(何日前ぐらい前から、ついてこなくなった?)遺体を見る、
    2日か3日前だね。
    その時から(犬は)わかってた」と話した。
    腐敗が進んでいたという遺体。
    服は身につけていたものの、靴は、履いていなかった。

    アイスピックのようなもので刺されたとみられる刺し傷が、上半身に集中し、数十カ所にのぼる
    中には、肺に達していた刺し傷もあった。
    少年が通う高校の校長は、「おとなしい生徒であり、トラブルを起こすこともなく、成績も優秀である。
    非常に模範的な生徒であると聞いています。
    (少年の)家族が驚いているということを、担任から報告を受けています」、
    「(友達とのトラブルなどで相談があったりは?)聞いてないです。
    (本人からではなく、周りから相談があったりは?)聞いてないですね」と語った。

    事件後も、いつもと変わらない様子で登校していたという。

    しかし、遺体が見つかった5日夜、いつか捕まるんじゃないかと思い、怖くなり、父親に相談。
    自首に至ったという。
    少年と、進士さんとの間に、面識はなかったとのことだが、少年は、殺意を持って刺したという趣旨の供述をしている。

    被害者の父親は、
    「怒りと何も考えられない。
    ちょっと動転しちゃってて、よく、まとまらないんですけど」と話した。

    少年は、警察の取り調べに対し、落ち着いた様子で、素直に応じているという。

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