鉄道好きすぎて…全国で部品盗んだ男逮捕

日ﾃﾚNEWS24

　今年3月、福岡県北九州市でいわゆる“鉄道ﾏﾆｱ”の男が鉄道部品を盗んだとして逮捕された。この男は全国で窃盗を繰り返し、自宅からは130点を超える鉄道部品が押収されている。

　愛知県小牧市の会社員・森嘉彦被告（54）は、今年3月、北九州市門司区で、和菓子店に展示していた寝台特急列車「あかつき」のﾍｯﾄﾞﾏｰｸを盗んだとして、逮捕・起訴された。

　森被告はいわゆる“鉄道ﾏﾆｱ”で、警察の取り調べに対し「鉄道部品を全国で盗んでいた」と供述。自宅からはSLのﾅﾝﾊﾞｰﾌﾟﾚｰﾄや行き先方向板など約130点が押収された。

　警察は、森被告が逮捕されるまでの6年間に、全国17の道府県で61件の窃盗事件に関与したことを確認している。警察によると、押収した130点の被害品の市場での取引価格は計570万円相当にのぼるという。