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- 匿名
- 16/05/31 03:29:43
朝日新聞 5月30日
愛媛県西条市の加茂川で2012年7月、川遊び中の園児(当時5歳)が流されて死亡した事故で、天候の確認などを怠ったとして、業務上過失致死傷罪に問われた「西条聖マリア幼稚園」(同市大町)の元園長、近藤恵津子被告(75)に対する判決公判が30日、松山地裁であった。
日野浩一郎裁判長は近藤被告に罰金50万円(求刑罰金100万円)を言い渡した。
亡くなったのは
吉川慎之介ちゃん
(当時5)。
起訴状によると、近藤被告は12年7月20日、加茂川の上流で断続的に降雨があったことなどから増水を予見できたにもかかわらず、園児らに川遊びをさせていた。
その際、天候の確認のほか、ライフジャケットや浮輪など救命具の準備を怠ったため、慎之介ちゃんは増水した川に流されて水死し、他の園児2人がけがをした。
この日は宿泊保育中だったという。
公判で検察側は
「危機管理に対する意識の低さが背景にあり、人災としての要素が大きく、過失責任は重大」と主張。
これに対し、弁護側は「晴れている中、濁流が押し寄せるとは誰も予想できなかった」と無罪を主張していた。
《古トピ》
川で保育園児流され、1人死亡…愛媛・西条
20日午後3時40分頃、愛媛県西条市中奥、屋外レジャー施設「石鎚ふれあいの里」近くの加茂川で、私立西条聖マリア幼稚園(西条市大町)の園児数人が流された、と110番があった。
数人がすぐに救助されたが、吉川慎之介君(5)(同市神拝)の姿が見えなくなった。
吉川君は約30分後、 約150メートル下流の水中に沈んでいるところを施設職員に救助されたが、約2時間後、搬送先の病院で死亡が確認された。
このほか、別の男児(6)と女児(6)の2人も病院に運ばれ軽症を負った。
西条署の発表では、園児31人、保育士ら8人が1泊2日の「お泊まり保育」のために施設を訪れ、午後2時頃から加茂川で遊び始めた。
施設によると、川の普段の水深は20センチ程度だが、急に増水したという。
07/20 (12/07/20)
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