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- 16/05/30 18:37:54
静岡新聞 5月30日
静岡県が静岡、浜松両市の繁華街にあるコインパーキングの料金看板について60カ所を抽出して調査を行ったところ、およそ3割が利用者の誤解を招く表現だったことが分かった。
利用者の見込みより高額の請求になる表記で、トラブルになりかねない内容。
ただ違法には当たらず、県民生活課は
「長時間の駐車は事前に確認することが望ましい」と注意を呼び掛ける。
静岡県によると、「1日最大○○円」と表記されたコインパーキングで2日間駐車した場合、利用者は表示額の2倍を支払えばいいと解釈しがちだが、実際に表示額が適用されるのは駐車当日のみのケースがある。
午前0時を過ぎると
1時間当たりの料金が加算され、見込みより高い料金になるという。
調査で誤解を招くと判断されたのは
18カ所で、11事業者に注意を通達した。
数社は表記を改善する、または補記する意向を示したが、それ以外に対しては
「法律違反でないので強制的に言えない。曖昧な表記の看板は残ったまま」としている。
料金看板を巡る同様の表記内容は首都圏ほど多くみられるという。
東京や神奈川など周辺5都県で2015年度、コインパーキング関連の消費者相談は
100件超に上った。
コインパーキングは無人のため、料金が見込みを超えてもほとんどの人が泣き寝入りしているとみられる。
山崎敦県民生活課長は「表記に悪意があるかどうかは分からない。ただ、実態は相談件数よりはるかに多いはず」とみている。
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