音大に侵入し楽器窃盗、「東大教授」名乗り転売

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  • 16/02/10 23:48:43

TBS News i 2月10日 20時13分配信

 関東の音楽大学などに侵入し、管弦楽器の窃盗を繰り返していたとみられる無職の男が、警視庁に逮捕されました。男は、「東京大学の教授」を名乗って、盗んだ楽器を転売していたということです。

 長い管を2つ折りにした特徴的な形の管楽器「ファゴット」。このファゴットを盗んだとして、東京・新宿区の無職・西田晶彦容疑者(58)が警視庁に逮捕されました。西田容疑者は、去年9月、小平市にある武蔵野美術大学の管弦楽サークルの楽器庫に侵入し、ファゴットや楽譜など合わせて15点(40万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

 西田容疑者は、盗んだファゴットを品川区にある中古楽器販売店に持ち込み、転売していました。その際、「東京大学の教授」を名乗っていたということです。

 「売りに来たときに『東大の教授だ』と言ってきた。それっぽい格好、シャツ、スラックス、ネームプレート」(楽器が売られた店の店員)

 西田容疑者が使っていた名刺。肩書きは「東京大学大学院の工学博士、教授」で、専攻は「航空宇宙工学」と書かれています。こうした名刺で信用させようとしたのでしょうか。店員の男性は、念のため、持ち込まれたファゴットが盗品でないか確かめたといいます。

 「持ってきた物の状態とか、突っ込んで聞いても答えられる。すごいプロなのかなと」(楽器が売られた店の店員)

 その後、盗まれたファゴットがインターネット上で販売されているのを被害に遭った女子学生が発見。警察に相談し、西田容疑者の関与が浮上したということです。

 今回被害にあったファゴットとはどのような楽器なのでしょうか。

 「安いものでも5、60万円、高いものだと500万や600万。ファゴット自体が中古の流通が少ない分、中古でも金額がつくケースが非常に高い」(クロサワウインド 杉森能之副店長)

 取り調べに対し、西田容疑者は、「自分も楽器をやっていた」「お金が欲しくてやった」と容疑を認めているということです。

 警視庁は、西田容疑者がおととし夏ごろから、関東の音楽大学や美術大学でギターやクラリネットなど管弦楽器の窃盗をおよそ15件繰り返していたとみて、詳しく調べています。(10日16:37)

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