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「カレーハウスCoCo壱番屋」が廃棄を委託した冷凍カツを産廃業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)が横流しした事件で、愛知・岐阜両県警の合同捜査本部は24日、廃棄物処理法違反の疑いで捜査しているダイコーの関連先として、廃棄カツを買った食品関連会社「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)に立ち入り、捜査員が帳簿類などを調べた。
また同日、ダイコーの関係先数カ所も家宅捜索した。
愛知県警は、廃棄カツ約4万枚のうち約3万3000枚を横流ししたにもかかわらず、壱番屋に「全て堆肥(たいひ)にした」と嘘の報告をした疑いで14日、ダイコーを家宅捜索。関係先として16日、みのりも捜索した。岐阜県などの調査では、壱番屋の商品以外にも廃棄食材計23品目がダイコーからみのりに横流しされていたことが判明している。
ダイコー会長の代理人は横流しについて「互いの合意に基づく商取引だったが、みのり側の要望が強かった」と主張している。これに対し、みのりの実質的経営者(78)は廃棄カツに関して「ダイコーの依頼で購入し、転売した」と説明。その他の食材も「全てダイコーから仕入れた」と話している。- 0
16/01/25 19:11:41