- ニュース全般
- 匿名
- 16/01/09 13:08:37
宝島社の雑誌「田舎暮らしの本」2月号の企画「2016年版 住みたい田舎ランキング」で、鳥取県岩美町が全国1位となった。4回目を迎える同ランキングで、同県内市町村の首位は初めて。
移住者への手厚い支援などが評価されたといい、町は「注目を機に、さらに移住者を呼び込みたい」と意気込んでいる。
同社は「13年版」からランキングを始め、今回は定住促進に力を入れる全国574市町村に「移住者支援制度の充実度」「老後の医療介護体制」「子育てのしやすさ」「日常生活の便利さ」など10部門、106項目(106点満点)のアンケートを実施した。岩美町は兵庫県朝来市と並んで93点をマークし、総合ランキングでトップ
前年度の18位(95点中61点)から順位を一気に押し上げた。地震や台風などの被害に遭いにくい「災害リスクの低さ」(8点)と、買い物のしやすさなど「日常生活の便利さ」(12点)で満点を記録。
同雑誌の柳順一編集長は「すべてにおいて高水準。出産祝い金やふるさと納税の実施など、今回、新たに加えた項目でも点数が伸びた」と話した。町によると、移住者に対しては空き家の改修に最大200万円の補助金があり、住宅の新築にも50万円を助成。 昨年4月からは、乳児がいる家庭を対象にしたおむつ購入費の助成制度(上限3万円)を県内で初めて創設するなど、町は若い子育て世代に向けた支援体制も整えてきた。人気テレビアニメ「Free!」の舞台として全国的に知名度が上昇し、町を訪れるファンも増えたが、町は「美しい自然やアニメ人気だけでなく、住みやすさが評価されたことがうれしい」と喜んでいる。
今回のランキングでは、鳥取県内ではほかに、鳥取市が9位(88点)、倉吉市が18位(80点)に入った。
YOMIURI ONLINE
- 0 いいね