めちゃイケ出演がアダ　無人島の全裸おじさん追放

かれこれ２５年以上、無人島で全裸で暮らしてきた“西表島のターザン”こと長崎真砂弓（まさみ）さん（７９）が、まさに人生最大のピンチに見舞われている。
昨年「めちゃ×２イケてるッ！」に出演したことで、静かな島に観光客が殺到、安住の地としていた沖縄県・西表島の北にある外離島（そとばなりじま）を追放されてしまったのだ。
さらに移り住んだ「モクタンの浜」からも、国有林であるため、林野庁の職員から立ち退きを迫られている。
外離島を追われるきっかけとなったのは昨年、フジテレビの番組「めちゃイケ」に出たことだった。岡村隆史の誕生日を祝い
ナイナイが１泊２日の南の島旅行をし、そこで長崎さんと交流を深めるという内容。普段からフルチンの全裸姿で生活をしている長崎さんは、かなり以前から国内外のマスコミの取材を受けてきたが、めちゃイケ放送後ファンの観光客が大勢押し寄せ地元の５０代の男性によるとめちゃイケに出てからというもの、外離島も観光地になってしまいましたね。 ダイビングやシュノーケリング、カヌーに行く人たちが物見遊山で長崎さんに会いに行くようになってしまったんです。一番いけなかったのは訪問客が全裸になって長崎さんと記念写真を撮って、ネットに続々とアップしたことです。
土地の所有者も、こればかりは放っておけないということになったんですと説明する。
長崎さんの収入源となっているのは月１回、福岡県にいる４歳年上の姉から送られてくる現金１万円だ。バラエティー番組といえども、人１人の人生を狂わせてしまっては笑えない―

デイリースポーツ