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- 15/11/16 19:09:56
時事通信 11月16日 16時23分配信
【カイロ時事】イラク北部シンジャルで、過激派組織「イスラム国」が虐殺したとみられる地元のヤジディ教徒の集団墓地が確認され、イラクのクルド系メディア「ルダウ」によると、16日までに130遺体が発見された。
シンジャルは13日、クルド人部隊が「イスラム国」から奪還した。その後の捜索で、14日に女性80人、15日に男性50人が埋められているのが分かったという。
「イスラム国」はヤジディ教を邪教扱いし、信者に迫害を加えてきた。治安当局者はルダウに「罪のない人々の殺害だ」と語った。イラクではヤジディ教徒以外でも「イスラム国」から解放された地域で集団墓地が相次いで見つかっており、大規模殺害の実態が改めて浮き彫りとなった。
また、AFP通信によれば、解放後のシンジャルでは「イスラム国」支配時に保護されていたとみられるイスラム教スンニ派住民の家屋で、ヤジディ教徒が略奪行為に及んでいるとの情報もある。宗教間対立がくすぶり続けそうな状況だ。
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