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- 匿名
- 15/09/25 11:51:02
偽ブランド品などの輸入を名古屋税関が一~六月に差し止めた件数が二千百七十件(前年同期比21・5%減)に上った。差し止め点数は四万三千三百九十五点(同44・5%減)。ともに前年より減ったが、二年連続で二千件、四万点を超え、依然高い水準が続く。
著作権や商標権など知的財産権の侵害にあたるための措置。日本への出発地別では、いずれも中国が最多で件数が93・1%、点数は95・1%で初めて九割を超えた。次いで香港、フィリピンが続く。
品目別では、パーカやポロシャツなど衣類やバッグ、靴などの偽ブランド品が二千百四十三件(全体の98・7%)、四万二千二百点(同97・2%)を占めた。
前年同期より増加したのは正規版ではない英語教材CDや、健康増進をうたうエクササイズDVD、メガネやベルトなど身辺品、家庭用雑貨など。医薬品や携帯電話などは減った。
名古屋税関の担当者は「今年だけの目立った特徴はないが、健康増進用の商品や育児用品などは、誤って粗末な製品を使うと体に危険が及ぶ可能性があるため特に警戒したい」と話した。
2015.9.24 (室木泰彦)
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