- ニュース全般
- 匿名
- 15/09/11 14:03:38
(2015/09/11 08:18 産経新聞)
兵庫県尼崎市消防局は10日、今月2日に頭蓋骨骨折などの重傷を負った小学6年の男児(12)について、救急隊員が「緊急性が低い」と判断し、病院への搬送が遅れたと発表した。男児は市内の病院に3日間入院した。
市消防局によると、男児は2日午後4時50分ごろ、自宅マンションの敷地内で転倒し、コンクリートの地面で後頭部を打った。直後に近隣住民の119番で救急隊員が駆けつけたが、男児に出血や手足のまひはなく、血圧や脈拍などにも異常が見られなかったことから、男児の祖母に「何かあればすぐ救急要請するように」と伝えて引き上げた。
しかし同8時ごろ、男児が吐き気や頭痛を訴え母親が再び通報。搬送先の病院で急性硬膜外血腫と頭蓋骨骨折と診断されたという。
市消防局企画管理課は「救急隊の手順に問題はなかったが、結果的に不搬送の判断は間違っていた。今回の事例を踏まえ、より慎重に判断したい」
- 0 いいね