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- 匿名
- 15/07/31 22:16:27
引っ越し作業で家具が壊れた際、顧客に支払う弁償代を給料から天引きされたのは不当として、名古屋市の「引越社」とグループ会社に、社員と元社員12人が31日、賠償金など計約7千万円の支払いを求め名古屋地裁に提訴した。同社は「アリさんマークの引越社」のテレビCMで知られる。
訴状によると、同社は引っ越しで発生した家具などの破損や、交通事故に対する賠償金を「弁済金」として作業した社員の給与から天引きしていた。多額になった場合は社の互助会「友の会」がいったん立て替えた上で、社員の給料から控除していたとしている。
原告側は、過失のない労働者が注意を払う中で起きた損害は会社が負うべき事業上のリスクで、社員に支払わせるのは不当と主張。また給料を「業績不振」を理由に一方的に減額されたり、客観性のない社員のランク付けで引き下げられたりして、生活に多大な支障が生じ、精神的苦痛を受けたとしている。
[html]:www.sponichi.co.jp
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