- TV・エンタメ
-
“又吉先生”ホラー俳優初挑戦!「ほん怖」で受賞後初ドラマ主演
2015年8月12日
小説「火花」で第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ、ピースの又吉直樹(35)が、29日放送のフジテレビ系「ほんとにあった怖い話・夏の特別編2015」(後9・0)の中の短編に主演することが11日、分かった。7月16日の受賞後初となる俳優活動。“又吉先生”は「怖いものが好きなので、ホラー作品も一度書いてみたい」と作家としても意欲を燃やしていた。 「火花」は受賞以降、増刷を重ね累計発行部数229万部(10日発表)。この勢いに乗って、芥川賞作家となって初のドラマ出演が決まった。 「もともと演技が得意ではないけど、台本を読んで面白い話だなと思い、やらせていただきました」と謙虚に話す又吉。今回は「ほんとにあった怖い話」の短編6話のうち「つきあたりの家族」篇に主演する。 同じアパートのつきあたりの部屋に住む家族の秘密を暴き、恐ろしい体験をする独身料理店主役。又吉自身は「昔から妖怪とか死神とか幽霊とか言われることが多い」と言うが、今回は“怖がる”方の役どころだ。 今月上旬から撮影がスタートしているが、
同局によるとキャスティングの決定は芥川賞受賞決定の「少し前」だといい、まさに絶好の“タイミング”といえる。制作担当者は「今最も注目を浴びている又吉さんこそ、『ほん怖』の今年の顔としてベスト。出演決定後に受賞され、うれしいとともに驚いてもいます」と明かした。
又吉は「ほん怖」シリーズがもともと好きだといい、「もともと人間やったタイプの霊に対しては、金縛りに遭ったりすると自分から話しかける」とホラー体験に興味津々。作家としても「ホラーは特殊な技術がいると聞いていて、そう簡単に書けるものではないですが、怖いものは好きなので一度は書いてみたい」と意欲を示した。- 0
15/08/12 06:46:43