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- 匿名
- 15/07/29 03:02:03
牛丼チェーン「すき家」のアルバイト店員が内部情報となる店の売上伝票の写真をツイッター上にアップしていたことが分かった。
「いや~今日丑の日で、すき家大繁盛だ~」。
東京都内のすき家店舗に勤めるアルバイトの男性店員は、「土用丑の日」の2015年7月24日、ツイッターでこう報告した。
「うな丼」(並盛780円)、「うな牛」(同880円)などウナギのメニューがこの日、飛ぶように売れたということだ。
店員の店では、10人のスタッフで切り盛りし、99枚ものウナギのメニューが売れたという。
売り上げは、12万円だったとも明かした。
さらに、店員は、店の売上伝票の写真までツイッターに投稿してしまった。
そこでは、店の総売上金額、総入客数、時間別入客数などの数字もはっきりと出ていた。
この店員は、前年7月も、売上伝票の一部の写真を入客数の数字が分かるようにツイッターにアップしていた。
店員は、都立高校に通っており、すき家を巡っては、アルバイトの女子高生が店内で制服を着たまま恥部を露出するなどした写真をツイッター上に多数アップしていたことが5月に騒ぎになった。
その後、すき家側は内部情報の投稿を禁じる緊急連絡を各店に出したが、その文書の写真を別の男性店員がツイッターに投稿して物議を醸した。
今回のツイートは、その後削除されている。
すき家を運営するゼンショーホールディングスの広報室では、取材に対し、事実関係を認めたうえで、「内部情報は外に出すものではないですので、社内規定で厳重に対処します」として、今回ツイートした店員を処分することを明らかにした。
「土用丑の日は、ほかの平日とは比べものにならないぐらい、ウナギのメニューがかなり売れました。本人は、接客業務を一生懸命にやっていたようで、それがうれしかったのでは。しかし、だからといって、内部情報をSNSに出すというのはよくないことで、緊急連絡の趣旨に反することになります」。
すき家のイメージダウンになることは認め、「ブランド棄損に値することで、とても残念です」と言っている。
店員が通う都立高校の副校長は、「会社で教育を受けているはずですが、社外秘であることを分かっていなかったのでは。モラルなどは普段から教えていますが、もっと勉強が必要だと思っています」と取材に話した。
話を聞いたうえで、本人を指導することを明らかにした。
(J-CASTニュース)
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