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- 15/06/26 22:01:37
朝日新聞デジタル 6月26日(金)21時16分配信
宮城県立の貞山(ていざん)高校(多賀城市)で昨年3月、教材費などを滞納していた全日制3年と定時制4年の生徒2人を、卒業式に出席させなかったことがわかった。その後、未納のまま2人の卒業を認めたが、県教委は「滞納は学業とは無関係。
一般論として式に出席できない事態は回避すべきだ」としている。
県教委などによると、2人は成績や出席日数では問題がなかったが、入学直後から生活困窮を理由に、教科書や体操靴、夜間給食などに使う「学校徴収金」の滞納が続いた。徴収金は授業料と違い、学校ごとに独自に集めている。
同校は2人の保護者に再三、支払いを求めたが、卒業式直前になっても未納だったため、2人に「納入した時点で卒業証書を渡したい」と説明したという。
その後、同校は同月31日付での卒業を認めて本人に通知。証書を4月下旬に渡した。
県教委は、2人の進学や就職に影響はなかったとしている。
県教委は「徴収金の滞納を理由に、卒業を取り消すべきではない」との見解を各高校に伝えていたという。
当時の校長は「卒業させないつもりはなく、ぎりぎりまで納入を待ちたかった。他の方法があったかもしれない」と話している。
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