歌舞伎町で支払いトラブル最多のキャバクラ店摘発

TBS系（JNN） 2015年5月29日(金) 15時0分配信

　東京・新宿の歌舞伎町で支払いをめぐるトラブルが最も多いキャバクラ店が摘発され、従業員の男２人が警視庁に逮捕されました。

　「捕まりませんね、何でだろうね？」（奥村容疑者）
　「それを確認させてください」（記者）
　「確認できるんですか？ 警察の仕事では？」（奥村容疑者）
　「立証できるんですね」（別の店員）
　「してください。よろしくー」（奥村容疑者）

　逮捕されたのは、新宿区歌舞伎町のキャバクラ店『ＬＵＭＩＮＥ』の従業員、奥村義彦容疑者（３６）と篠塚康幸容疑者（４５）です。

　奥村容疑者らは今年３月、客の会社員の男性２人に対し、『支払うまで帰さない』『警察呼ぶならどうぞ』などと脅して、飲食代金およそ２４万円を支払わせようとした疑いが持たれています。

　男性２人は客引きに、１人３０００円しかかからないと誘われ入店しましたが、奥村容疑者らは実際には１人７万円のテーブルチャージなどがかかることを説明していなかったということです。取り調べに対し奥村容疑者らは、『弁護士と会ってから話す』などと容疑を否認しています。

　この店は、今年２月の開店以降、悪質な手口で高額な請求を繰り返し、支払いをめぐるトラブルはおよそ２４０件と、歌舞伎町で最も多かったということです。