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匿名
日刊スポーツ 4月27日 14時57分配信
故やしきたかじんさん(享年64)が大阪活性化を目的に発足させた「OSAKAあかるクラブ」の担当者は27日、大阪市内で、たかじんさんからの遺産約2億円を寄付として受領したことを明言し、使途については「最も有効的に故人の遺志に沿える形を検討中です」と語った。
遺産2億円の寄付については、たかじんさんが遺言書に「大阪のために頑張った人を支援するために、たかじんメモリアルを創設することを希望する」と記されていた。このことから、同クラブへ2億円の寄付が決まっていた。
ただし昨年、一部週刊誌で、さくら夫人側から同クラブ側へ遺産の返還請求があったなどと報じられ、同年末から、同クラブは公式ホームページに2億円を受領した旨を記載していた。
この一連の流れについて、同クラブ関係者は、さくら夫人側からの依頼は、返還請求ではなく、あくまでも「たかじんメモリアルに関する財団を立ち上げるので、一緒にやらないか」と、寄付とは違う形での協力打診だったとした。
その後、同クラブは「理事会にはかり、財団には時間がかかる」と判断し、当初の通りに寄付の形で決着したという。
またこの日、同クラブの新体制が発表され、たかじんさんと同級生で、桃山学院中・高校の温井史朗前校長が新理事長に就任。温井氏は「たかじんさんは生まれ育った大阪に強い愛着と危機感をずっと抱いていた」と盟友の思いを代弁。生前、たかじんさんは「やさしい町、大阪をさらに活気あふれる町にしたい。(東京一極集中で)大阪がダメになったら、東京、日本にもよくない」と話していたといい、温井氏は、寄付金の有効活用の道を「じっくりと検討していきたい」と話した。
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No.7 主 匿名
15/05/08 07:37:14
やしきたかじんさん遺贈金2億円、夫人から返還請求
日刊スポーツ 5月7日 21時27分配信
昨年1月に亡くなった歌手やしきたかじんさん(享年64)が大阪活性化をねらい、キャプテンと理事を務めていた一般社団法人「OSAKAあかるクラブ」は7日、公式ホームページに書面を掲載し、たかじんさんの妻、家鋪さくらさんから、遺贈金2億円について、事実上の返還請求があったことを明らかにした。
同クラブは4月30日付の書面を掲載し、返還請求についての正式見解を掲載した。
遺贈金の返還請求をめぐっては、一部週刊誌にさくら夫人側から同クラブ側に返還を求める請求があったなどと報じられ、4月27日に2代目キャプテンとして、桂文枝が就任したセレモニー後に、同クラブ理事が取材対応。
同理事は「返還請求はなかったが、新法人設立に遺贈金2億円をあてる形で協力してほしいとの依頼はあった」としたが、あくまでも「返還請求ではなかった」と話していた。
今回、一転して、返還請求があったことを認める内容を記載した理由には、取材側からの質問の中に「奪い返そうとした」との表現があったため「当該理事は『奪い返そうとした』というのは語弊があると判断し、その場で不正確なコメントをしてしまいました」と説明した。
遺贈金2億円については、同クラブが昨年12月、たかじんさんの遺言に基づき、遺産から2億円を受領したことを、同ホームページで報告。この日掲載した書面には、たかじんさんの遺言の内容も記載。
その内容として「金2億円を、自分が生きてきた証として『たかじんメモリアル』を設立し、大阪のために頑張ってくれた人に対して表彰し、金100万円から500万円を授与するものとするが、当面の運営は、大阪あかるクラブが行うため、同法人に遺贈する。運営が順調になれば新法人を設立することを希望する」と記した。
同クラブは、この遺贈金2億円について、すでに受領は認めており、その流れの中で、昨年夏頃から、さくら夫人と「たかじんメモリアル」設立をめぐって協議。「新法人における当クラブの役割や、遺贈金を放棄した場合の新法人での2億円の使途などに関する合意文書を取り交わさせていただきたい」として、遺贈金放棄の選択肢も含め、検討を重ねてきた。
ただし、さくら夫人側から「結果的に当方の提案はご理解いただけず」、当初の予定通りに遺贈金2億円受領の形で落ち着いたため、昨年12月に受領したと主張している。
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