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妊娠するとどんどんお腹が大きくなるので、「この子は自分の子どもだ!」ってことが女性はよ~くわかります。一方、男性はパートナーが妊娠しても実感がわきにくく、本当に自分の子どもなのか、確信が持ちにくいですよね。
中には、自分の子どもじゃないのに「あなたの子どもよ」と嘘をつく女性もいるので、不安になってしまう男性は多いと思います。
それでは、世界的に見て、血のつながりのない子どもを育てている男性はどれぐらいいるのでしょうか?
数字マニアの夫婦ユニット・のりたまみ氏の著書『誰かにしゃべりたくなる数字のネタ』に面白いデータがあったので、ご紹介します。
 
■世界中の25人に1人は戸籍上の父親以外の子ども
イギリスの大学で“世界各国で戸籍上の父親が、生物学的に父親ではない確率”の調査が行われました。
母親の浮気により妊娠、出産された子どもの確率を真面目に調査した、というわけです。これがなんと4%。つまり約25人に1人の父親が、自分と血のつながりのない子どもを育てていることがわかりました。意外と多いと思いませんか?
このような研究結果を2005年に発表したのは、イギリス、リバプールにあるジョン・ムーア大学の研究チーム。過去54年にわたって、他人の子どもを育てているのかを調査しました。
調査対象は、イギリス以外にアメリカ、ニュージーランド、フィンランド、メキシコなど世界の各地域。
4%という確率は、地域や年代によって差はありますが、多くの先進国で似たような数字になるとのことです。
しかし、この4%はあくまで平均になります。父親が他人の子どもを育てている確率が1%と低い地域、30%と高い地域の平均が4%なのです。
 
■新生児の10人に1人は戸籍上の父親以外の子ども
年齢を絞って、新生児だけに限定するとどのくらいの確率になるのでしょうか? ドイツの民間調査機関によると、“新生児の約1割(7万人)が戸籍上の父親以外の子”だそうです。
約1割ということは、10人に1人。こんなに多いと、疑心暗鬼になるのは当然ですよね……。
しかしドイツでは、パートナーの同意を得ずにDNA鑑定を行うことを法律で禁止しています。やったら禁固刑です。こちらも恐ろしい話ですね……。
 
女性のみなさんは、この確率を知ってどう思いましたか? こんなに騙されている男性が多いのかと思うと、何だか胸が痛んでしまいませんか?
余計な不安を抱えてしまうことになるので、絶対にこの数字はパパには内緒にしておきましょう!- 3
15/02/25 09:42:28