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対馬暖流に変化か 富山湾でダイオウイカ続々
北國新聞 2015年02月08日 04時19分
深海に生息する生物では最大級のダイオウイカが7日、七尾市沖と能登町沖の定置網に相次いで入った。石川県内では今冬3匹目で、同じく富山湾に面する富山県内での確認を含めると14匹に上る。専門家は「過去に例のない異常な多さ」と指摘し、「ダイオウイカを南方の海から日本海へ運ぶ対馬暖流に何らかの環境変化が起きている可能性がある」と分析している。
魚津水族館の稲村修館長によると、ダイオウイカは生態や生息分布が解明されていないため、なぜ富山湾で水揚げが増えているのか理由は分からないという。ただ、1・5メートル以下の小さい個体は水揚げされていないことから、日本海では繁殖しておらず、南方の海で繁殖したものが日本海に迷い込んだと考えられる。稲村館長は「富山湾の異変ではなく、南方の海や、ダイオウイカを運ぶ対馬暖流が変化している可能性がある」と話した。
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