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- 匿名
- 15/02/05 22:36:26
名古屋市教育委員会は5日、市立小学校の20代の女性教諭が5年生の社会科の授業で、過激組織「イスラム国」によって殺害されたとみられる日本人男性の遺体の画像などを児童に見せていたと発表した。教諭は「報道の在り方を考えさせ、命の大切さに目を向けさせたかった。結果的に残虐なものを見せてしまったのは浅はかだった」と話しているという。
市教委によると、授業は3日に行われ35人が出席した。教諭は湯川遥菜さんとみられる男性の遺体と、後藤健二さんとみられる男性がひざまずいている場面の静止画像をテレビで見せた。画像はインターネットで入手し、モザイクは掛かっていなかった。
教諭は遺体の画像を見せる前に「見たくない人は見なくていい」と告げ、3~5人の児童が下を向いていた。授業の後、不調を訴えた児童はいないという。
市教委は「遺体の画像は報道でもモザイクを掛けるなどの配慮をしており、そのまま出したのは不適切だった」と説明。この小学校で保護者会を開くほか、画像の取り扱いについて市立の全学校に注意喚起を行う。
[時事通信社]
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