匿名
サンケイスポーツ 1月14日 5時0分配信
渡鬼復活!宇津井健さん代役立てず「大吉急逝」で遺産相続描く
2011年9月に連続ドラマとして幕を下ろしたTBS系「渡る世間は鬼ばかり」が、今春に2週連続のスペシャルドラマで復活することが13日、分かった。放送25周年を迎える続編で、SPドラマは13年5月以来。昨年3月、大黒柱の岡倉大吉を演じた俳優、宇津井健さん(享年82)が他界。今回は大吉の急逝で娘たちが直面する遺産相続を描く。泉ピン子(67)らが扮する5人姉妹は“亡き父”の分まで熱演する。
国民的ホームドラマがお茶の間に帰ってくる!
1990年に連ドラでスタートした橋田壽賀子さん(89)脚本の「渡る世間-」は、岡倉家の悲喜こもごもを描き続ける物語。連ドラ、特番を含め506回目を数える今春放送の最新作は、亡き宇津井さんへの“オマージュ”となる。
宇津井さんは、2006年に“渡鬼ファミリー”入り。岡倉家の長、大吉を初回から演じた故藤岡琢也さんが同年に死去し、同役を引き継いだ。
2代目として親しまれた宇津井さんだが、昨年3月14日に慢性呼吸不全で他界。当時、同作の石井ふく子プロデューサー(P、88)は「代役は考えられない」と複雑な心境を吐露。“父”不在で続行が危ぶまれたが、亡くなる1週間前まで「『渡鬼』の特番があるから頑張る」とリハビリに励んでいた宇津井さんの“遺言”に応える形で続編の制作を決意。石井Pは、大吉の代役を立てない物語を模索し、家長を失った岡倉家の遺産相続を題材に据え、昨年10月に橋田さんに提案した。
遺産相続は現代社会のリアルな問題であり、「宇津井さん本人とダブってしまうことも非常に難しかった」と告白。宇津井さんの遺族に配慮し、「劇中では大吉の写真も回想シーンもありません。大吉の仕事着のみ飾りました」と工夫も凝らしたという。
同作の撮影は、昨年11月下旬に始まり、今月末に撮了予定。橋田作品ならではの20分以上にわたる5人姉妹の長ゼリフも健在で、遺産相続の専門用語など難解なセリフも多数登場。石井Pは「みんな自分のセリフを書き抜きして覚えています」と次女役のピン子ら俳優陣の奮闘を明かす。宇津井パパはもちろん、渡鬼ファンの視聴者も大満足な続編になりそうだ。
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