携帯官能小説 へのコメント(No.331

  • No.331 匿名

    15/02/02 19:37:49

    浩介は恵の脚を下ろすと、高速ピストンをして果てた。

    風呂場で背中の流し合いをしてゆったりと湯船に浸かり、裸で抱き合いながら、卒業まであと1ヶ月切ったな…と話した。

    それは、要するに入籍までもが1ヶ月を切ったことになると、早くその日を迎えたいという気持ちのこもった言葉だった。

    翌日から3年生は、卒業式の練習が始まった。
    受験を終え、合格発表で笑う生徒と泣く生徒でごった返す教室は、受験前の殺伐とした空気より、遙かに過ごしやすくなっていた。

    佳乃と多佳子は同じ大学に無事合格した。陽子は幼稚園教諭になるべく、短大を受け、やはり無事に合格した。加奈子は看護学校に合格した。
    それぞれ進路が決まり、また、6人揃って卒業までの残り少ない時間を目一杯楽しんでいた。

    あっと言う間に2月が過ぎ去り有紗のお腹が少し出てきたころ、恵達は高校生活最後の日を迎えた。

    卒業証書授与。
    体育館に響き渡る校歌と卒業式の歌。
    3年前、ウキウキしながら新しい制服に身を包み、高校生としてこの体育館で入学式を迎えた時には、まさか卒業と同時に入籍する事など、ましてや教師と付き合うことなど想像すらしていなかった。
    仲良しの友達と過ごした日々。笑い合い語り合い、時には喧嘩をしたり泣いたり…大きな事件もあったが、それを乗り越え仲間内の絆を一層強いものにした。
    当たり前のように毎日通った学校とも、着るのが当たり前だった制服とも、今日でお別れだ。

    楽しかった日々が走馬燈のように頭の中をよぎる。
    恵の目からは、涙が溢れて止まらなかった。
    有紗も陽子も多佳子も佳乃も加奈子も、皆泣いていた。

    そんな恵を見て、浩介は入学式で恵に一目惚れをした時のことを思い出していた。
    少し大人っぽくなった恵。今日からは妻になる。

    卒業式は午前中に幕を閉じ、教室で最後のHRを終えると、それぞれに写真を撮ったり卒業アルバムにメッセージを記入したりして、最後の最後までを名残惜しそうに過ごした。

    正門を出ると、尚志が迎えに来ていた。
    有紗に駆け寄り荷物を持つと、車に乗せた。
    皆で見送ったあと、恵は足早に自宅へと帰った。
    着替えを済ませた頃に、浩介が両親と共に家に来た。挨拶を済ませ、婚姻届の用紙に記入捺印をした。
    承認欄には、お互いの父親が記入してくれた。

    それを持って役所へ行き、無事に提出し終えると、晴れて夫婦となった2人は堂々と役所を後にした。

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