- ニュース全般
- 匿名
- 14/12/29 13:48:20
産経新聞 12月29日 7時55分配信
今年は犬の大量遺棄が相次いで発覚し、悪質ブリーダーの存在が浮き彫りになったが、一方で一匹でも多く救いたいと奮闘している団体がある。ボランティアスタッフ約400人で運営する動物愛護団体「ランコントレ・ミグノン」(東京都渋谷区)は、保護した動物をモデルにカレンダーを作製し、支援の輪を広げる活動を展開。代表理事の友森玲子さん(37)は「カレンダーを通して動物と人との出会いの場を提供していきたい」と話している。ミグノンは平成19年に設立され、現在、犬、猫、うさぎの計約110匹を保護している。
カレンダーは写真、イラスト、卓上の3種類。写真版では、福島県で保護された東日本大震災の被災犬「ビー」▽腸の中がウジ虫だらけで瀕死(ひんし)の状態で保護された猫「宇治茶」-などミグノンに引き取られた動物が登場する。
イラスト版の最後を飾る雑種犬「よしだただし君」は一見、険しい表情をしているが、ずっとケージの中だけで育てられたため外の世界におびえ、散歩もできなかったという。「元気いっぱい走らせてやりたい」というスタッフらの献身的な世話もあり、犬のマラソン大会に出場するまでに回復した。
現在はイラストを手がけたViViさんのもと、新しく「ダダ」と名付けられ、第二の人生ならぬ第二の“犬生”を送っている。よしだただし君の横には「I have a dream」という言葉が添えられている。
カレンダーは各1千円。別途送料100円が必要。インターネットで「ミグノン」と検索し、ミグノンのホームページから、お問い合わせフォームに住所、氏名、電話番号、希望のカレンダー種類と部数を明記して申し込むと、振込先などが記されたメールが届く。振り込み確認後、メール便で郵送される。収益金は動物の医療費や運営費に充てられる。
- 2 いいね
No.-
26
-
匿名