【本当にあった泣ける話】

  • なんでも
    • 417
    • 6月
      08/06/21 10:18:01

    私が15才の時、父が白血病になった。
    抗がん剤の副作用で熱を出し、口内炎が喉まで出来て話せなくなり、体重も30キロ台まで落ちてしまった。
    骨髄検査は15歳の私と弟は出来ず、家族は皆不一致。
    もし私が検査出来る年齢だったら‥もし型が合っていたら‥
    仕方ないと分かっていても‥今でも苦しい。

    意識が危なくなりかけてる時、学校から駆けつけた私の名前を呼び「ごめん‥」と震える手で頭を撫でてくれた。

    最後はモルヒネ投与で亡くなりました。

    病室の引き出しにあったメモには「家族と離れたくない」「こわい」と小さく書いてあった。

    ごめんね。
    何も分かってあげられなかった。
    何もしてあげられなかった。

    私の名前を呼ぶ声が今でも忘れられない。

    お父さん、会いたいよ。
    一分でもいい、一瞬でも、もう一度会いたい。

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