- ニュース全般
- 匿名
- 14/10/01 12:26:26
千葉大は30日、文部科学省から「スーパーグローバル大学」に選定されたことを受け、語学力などを養って国際的な人材を育てる「国際日本学」の学部を平成28年度をめどに新設すると発表した。また、早ければ来年にも海外キャンパスをタイ・バンコクに設置。飛び入学の受け入れ枠を順次拡大して学生らに積極的な留学を推奨するなどし、国際色豊かな大学づくりを目指す。
「スーパーグローバル大学」は世界レベルの研究や国際化を進める大学に対し文科省が支援する制度で、今年度に始まった。
104校が応募し、世界トップレベルの教育や研究を目指す「トップ型」には東京大など国私立計13校、新しい取り組みで国際化を先導する「グローバル化牽引(けんいん)型」には千葉大など国公私立計24校が9月26日に選ばれた。グローバル化牽引型に対する国の支援額は1校当たり年間1億7200万円が標準額となっている。
千葉大は選定の際に、10年後には学内の700科目の授業を英語で行い、入学定員の半分にあたる約1200人が留学を経験することなどを目標に掲げた。
その目標を達成するために、同大は西千葉キャンパスに新たな学部を開設し、英語によるコミュニケーション能力を育て、日本の歴史や先端技術を英語で学ぶプログラムを実施する。定員は100人程度を予定しているという。
また、海外キャンパスは国立マヒドン大学内に設置し、千葉大の学生らがインターンやボランティア活動を行ったり、現地の教員らから東南アジアの文化を英語で学んだりする拠点として活用するという。徳久剛史学長は「他の大学ではできないような、柔軟な教育ができる大学にしていきたい」としている。
- 0 いいね