覚醒剤、トップから密売人まで組織３３人を逮捕

覚醒剤、トップから密売人まで組織３３人を逮捕
読売新聞 6月17日 20時53分配信

　宮城、岩手、埼玉、山口、岐阜県警などの合同捜査本部は、埼玉県戸田市上戸田、住吉会系暴力団組長代行、木村範夫被告（５０）（麻薬特例法違反で起訴）ら計３３人を覚醒剤取締法違反や麻薬特例法違反などの疑いで逮捕したと１７日、発表した。

　宮城県警が２０１２年１１月、覚醒剤密売の疑いで男を逮捕したことがきっかけで木村被告の密売組織が浮上し、組織のトップから密売人までを逮捕したとしている。

　発表によると、木村被告と密売人計１４人は１２年１１月～１３年１０月、木村被告が入手した覚醒剤を手渡しや宅配便で売買した疑い。残る１９人のうち１８人は覚醒剤を購入、所持するなどし、１人は携帯電話を密売人らに貸す際、本人確認をしなかった疑い。