[集団的自衛権]「自衛隊」の内部事情…「迷惑、人生が狂う」「米国の為に犬死にした区したくない」

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  • 匿名
  • 14/06/05 08:41:27

集団的自衛権を巡る議論はようやくスタートラインに立ったばかりだというのに、
現場の“主役”である自衛隊の様子がどうもおかしい。漏れ聞こえてくるのは、
浮足立つ隊員や、環境整備の遅れを危ぶむ声ばかり。
長年、待ち望んだ展開を素直に喜べない自衛隊の知られざる内部事情とは。

 男の中の男はみんな、自衛隊に入って花と散る――。

 70年安保真っ只中にそう歌ったのはフォークシンガーの故・高田渡である。
実際には皮肉に満ちた反戦歌なのだが、近年、
その歌詞の通り“自衛隊に入ればこの世は天国”と考えて入隊する若者が後を絶たない。

 防衛省幹部によれば、

「そもそも自衛隊は“きつい、汚い、危険”という典型的な3Kの職場とされてきました。
そのため、民間企業の業績が右肩上がりだったバブル期には志願者数も低迷。
ところが、バブルが崩壊するや一転して応募が急増したのです」

 90年代以降の“就職氷河期”に突入してからも順調に数字を伸ばし、
98年度の制服組の志願者総数は約16万人を記録。
10年前のおよそ2倍となった。ちなみに昨年度も約11万4000人と高水準を保っている。

■格好のターゲット

「その反面、“公務員感覚”の志願者が増えたのも事実です。
彼らは給与や福利厚生が保証された、安定した職場環境を求めて入隊している。
あとは大型免許などの資格が取得できて潰しがきくからでしょう。
残念ながら自衛官としての覚悟に欠けます。集団的自衛権の議論が激しさを増して、
彼らに動揺が走ることが危倶されるのです」(同)

“就職氷河期”に入隊した自衛官は現在、30代前半から40代の働き盛り
幼い子どもを抱える隊員も多い。アベノミクス効果で民間企業が業績を持ち直すなか、
退官希望者が続出する事態も現実味を帯びつつあるのだ。別の防衛省関係者が嘆息する。

「ネットの掲示板には、“戦争好きなアメリカのために犬死にしたくない”、
“えらい迷惑、人生が狂う”といった、明らかに自衛官からの書き込みが目立ちます。
一方、東日本大震災での自衛官の働きに感動して志願した20代の隊員にも不安が残る。
今回の議論で、自衛隊の活動が感謝されるものばかりでないと改めて思い知らされたでしょうからね」

 さらに、こんな頭痛のタネも持ち上がっている。
「安倍総理が念頭に置いているのは、自衛隊と米軍との関係強化です。
日米の共同作戦が増えれば情報も共有することになる。
そうなると、喉から手が出るほど米軍の軍事機密がほしい中国は、
情報流出への危機意識が低い自衛隊を格好のターゲットと考えます。
米軍情報を獲得するため、中国が自衛官にハニートラップなどを仕掛けるケースも間違いなく増える」(同)
 問題はそれだけではない。仮に集団的自衛権を行使して、
自衛隊が戦地に赴けば“生命の値段”についても取り沙汰される。
 自衛官専門のファイナンシャルプランナー・佐々木拓也氏が憂慮するには、

「自衛隊がイラク派遣された時は、活動拠点が“非戦闘地域”という前提でした。
そのため、隊員が死亡するとPKO保険が最大1億円、賞恤(しょうじゅつ)金9000万円や団体生命保険など、
合計3億円以上が支払われることになっていた。
しかし、民間保険会社の約款では戦争や紛争での死亡には保険が適用されません。
現状のまま有事に見舞われた地域での活動に乗り出した場合、自衛官が銃弾に斃れても1億円程度しか支払われない可能性が高いのです」
 集団的自衛権の行使という大きな一歩を前に、浮足立っている場合ではない

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    • 14/06/05 18:54:16

    嫌なら辞めるしか…

    • 0
    • 14/06/05 17:11:48

    トピタイどうしたん?

    • 0
    • 14/06/05 08:45:26

    下手くそ

    • 0
    • 14/06/05 08:45:05

    ソースは?

    • 0
    • 14/06/05 08:44:33

    長いわ!!

    • 0
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