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検察、船長に死刑求刑=1等航海士らへ無期懲役―韓国客船沈没
【光州(韓国南西部)
時事】
韓国南西部の珍島沖で起きた客船「セウォル号」沈没事故で、乗客らへの救助措置を怠ったとして、殺人罪などに問われた船長イ・ジュンソク被告(68)ら運航担当乗組員15人に対する論告求刑公判が27日、光州地裁で開かれた。
検察はイ被告に死刑を、1等航海士ら3人に無期懲役を求刑した。
また、残りの11人に対しては、懲役15~
30年を求刑した。
検察はイ被告について、多数の死者が出た事故に直接的な責任があり、反省の様子もないなどと指摘した。
起訴状によると、イ被告と1等航海士らは、事故直後に乗客らの救助を主導する義務があったのに、必要な措置を取らなかった。
「乗客らを放置すれば
死ぬかもしれない」と
認識しながら、「仕方がない」と考えて自分たちが先に脱出し、乗客らを死亡させたとされる。
イ被告は殺意はなかったと主張し、殺人罪については否認している。- 0
14/10/27 17:34:20