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タッピング(カッピング)
タッピング(カッピング)とは気管、気管支、肺胞などに付着してい る痰や異物を体外に出やすくする為の方法です。
方法は以下の手順で行います。
①手を、水を手ですくうようなカップの形にします。 これは手をグーにしたままだと体に負担が大きいためで、手に空間を作る ことで叩く際の負担を減らし、効果を上げるためのものです。
②ポン、ポン、ポン…とリズミカルに叩きます。 叩く場所は胸及び背中になります。 当然ながら、背中はどなたか第三者にお願いすると良いでしょう。
バイブレーターなどのように振動が生じるものを当てるのも良いそうで す。
いずれにしても、タッピング(カッピング)は張り付いた痰を振動を与え ることで張り付いた位置からずらすことが目的です。
タッピングは、その効果を証明するエビデンスがなく、暴力的で苦痛を与 えることに加えて気管収縮を誘発したり、不整脈を誘発する可能性がある ともいわれています。
が、日本の理学療法の世界では数多く行われているようです。- 0
13/05/28 13:13:49