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- 匿名
- 13/05/15 12:44:57
トクホでなくて、トクホウ――。
日本コカ・コーラが販売する炭酸飲料の宣伝の表現が、特定保健用食品(トクホ)であるかのように誤解を招く恐れがあるとして、消費者庁が同社に説明を求めていたことが分かった。同庁は「消費者が誤認する可能性があり、懸念を伝えた」としている。
対象の商品は、「カナダドライ ジンジャーエール FIBER8000」。同社が4月下旬から約3週間の期間限定商品として発売した。
トクホ商品は消費者庁から許可を受けて効果を表示できる健康食品。同社はこの炭酸飲料を、トクホ商品ではないが、トクホ飲料などに使用される食物繊維を多く配合したことを強調するため、テレビCMなどで商品の新発売を「トクホウ(特報)」という文字や音声で表現していた。注意していないとトクホと聞こえてしまうという。
同庁は4月下旬、同社に「消費者にトクホでないのに、トクホと受け取らせる恐れがある」として対応を社内で検討するよう要望した。その後、紛らわしい表示を今後は避けるなどの報告を受けたという。
同社広報は「結果として誤解をしてしまったお客様がいたことは真摯(しんし)に受け止めたい」としている。
読売新聞 5月15日(水)12時11分配信
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