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- 匿名
- 13/02/28 14:43:12
【対馬仏像盗難】韓国国民「盗んできたとしても、わたしたちが、わたしたちの物を戻してきたので、大きな問題にはならないよ」
韓国で見つかった日本の寺から盗まれた仏像について、韓国の裁判所は「日本に返還してはいけない」という仮処分決定を出した。
仏像が盗まれた寺の檀家(だんか)は「ご本尊様だから。自分たちが、600年間拝んできたんでね。 ご先祖様(のようなもの)が盗まれたという事実しか認識してないわけですね」と語った。
この問題は、韓国人観光客が多く訪れる長崎・対馬市で起こった窃盗事件が発端。
2012年10月、観音寺を管理する寺総代が本堂を訪れたところ、仏像が亡くなっているのに気づき、警察に届け出た。 盗まれた観音寺の「観世音菩薩坐像」は、朝鮮半島から伝来したとされていて、長崎県の重要文化財に指定されているほどの貴重な仏像だった。
さらに、対馬では同じころ、別の神社でも仏像が盗まれる事件が発生した。その後2013年に入り、韓国で69歳の韓国人の男が、これらの仏像を盗んだとして逮捕された。 男は、海外文化財の窃盗団の1人で、福岡県を経由し、海路で釜山(プサン)まで盗んだ仏像を運び、釜山の税関でも、とがめられる ことなく、そのまま通過したという。
このうちの1つ、長崎県の重要文化財の仏像について、26日、韓国・大田(テジョン)の地方裁判所は、「当面、韓国政府は、日本に返還してはいけない」という驚きの仮処分決定を出した。
韓国内で、この仏像は朝鮮半島で製作され、不当に日本に渡ったものとする声が上がり、 結局裁判所は、「返還するには、日本側がこの像を正当に取得したことを証明しなければならない」とした。 仏像が盗まれた寺の檀家は「盗賊団みたいなのに盗まれた。これは間違いないわけですね。1日も早く帰ってきてほしい」と語った。
朴槿惠(パク・クネ)政権発足を機に、冷え込んだ日韓関係を修復する動きが見られ始めた中、新たに発生した文化財をめぐる日韓問題。 韓国国民は、「盗んできたとしても、わたしたちが、わたしたちの物を戻してきたので、大きな問題にはならないよ。(返さなくて もいい?)はい」「わたしたちの物であっても、そうでなくても、(韓国人が)盗んできたことは間違っていると思う」などと語った。
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