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  • No.1 トピ文の続き

    13/01/27 22:06:21

     松原さんは「みなでやろうと話すと、『それはいい。昔はどこの家でも日の丸を揚げたものだ』と賛成してくれた」という。

    しかし、中には「これは強制か?」と聞く住民もいて、賛同する人ばかりではない。

    菱田会長は「こういう時代ですから、自治会活動というのではない。神社の氏子として賛同者が集まったということ」と語る。

    町内の掲示板には、空き缶回収のお知らせや祭りの報告書と並び、「国旗ご入用の方はお電話ください 松原」の張り紙も見える。

     全世帯とはいかないが、戦後70年近く経った平成の世に、3分の1もの世帯が国旗掲揚の呼びかけに応じるのは並大抵ではない。

    平成7年1月に起きた阪神・淡路大震災の際には、こうした動きは起こらなかったという。

    今回はタイミングよく震災復興に絡めて呼びかけた人の存在や、伝統や文化の背景をもつ地域特性に加え、近年日本の周辺で騒がしくなった安全保障問題も影響していそうだ。

    だが、「みなで始めてしまうと違和感がない」というのが案外大きかったかもしれない。

    これほど祝日に国旗が揚がらない国では、だれも最初の一人で始めることに勇気がいる。

    町内で一斉に始めようというのは、心理的な壁を越えやすい。

     だが、物理的な問題もある。

    そもそも国旗を所有する家が少なく、どこで買えばいいかもわからない。

    さらに、昭和40年代はまだ一般的だった祝日の国旗掲揚も、現在の戸建て住宅では掲揚用の金具を外壁や門柱などに取り付けにくくなった。

    「旗を揚げたくても、やり方がわからんという声もあった」(松原さん)。

    町内を見回るとコンクリート外壁に直接金具を固定したり、アルミフェンスに結びつけたり、家の外に空の飲料ケースを重ねて旗ざおを突っ込んだりと、苦労の跡がみえる。

    松原地区は戸建て中心の町並みだが、アパートなどの集合住宅ではより困難なのは明らかだ。

    それでも賛同者が増えている現状をみると、心理面や物理面の障害は乗り越えつつあるようだ。

     「正月には旗を揚げる家が増えていた。次の建国記念日が楽しみ」

    松原さんは日の丸の掲揚が町に定着してきたことを喜ぶ。

    1月27日は国旗制定記念日。

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*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

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