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- 匿名
- 12/11/24 22:25:04
メジャー級の“レーザービーム”? 無罪主張の言い分は…
産経新聞 11月24日 20時51分配信
患者を乗せ病院へ急ぐ救急車に投げつ けられた、炭酸飲料入りの瓶。マンショ ン10階からサイレンに命中させたとし て、器物損壊罪に問われた元高校球児の 男性被告(35)の公判が、東京地裁で 開かれた。法廷では、無罪を主張する被 告が独特の「アリバイ」と「陰謀説」を 披露した。
事件が起きたのは今年6月。午後9時 過ぎ、東京・東向島で患者を搬送中の救 急車に「ドン」と鈍い音が響いた。フロ ントガラスをつたい、液体がしたたる。
救急隊員が車を降りて確認すると、ボンネットのサイレンカバー(約6万8000円相当)が破損し、割れた瓶から炭酸飲料がこぼれていた。
現場では昨年11月以降、同様の被害が15件発生。警視庁は道路に面した12階建てマンションから投げ込まれた可能性が高いとみて、防犯カメラを設置した。
しかし、2~4階を録画した映像で犯行は確認されず、その後カメラを4~7階に向けても、異変などはなかった。ようやく犯人が映し出されたのは、7~10階の映像。捜査員の想像を超え、瓶は10階のベランダから投げられたものだった。
警視庁が住人の男を逮捕すると、被害はぴたりとやんだ。しかし、カメラ映像は不鮮明で直接証拠としては不十分だった上、目撃証言もなかった。
被告は10月の初公判で起訴内容を否認、無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述と証拠調べで、被告 が無職で、若者向け支援事業の貸付金を 受け一人暮らしをしている状況を説明。 高校時代に野球部に所属していたことや 、犯行の時間帯にアリバイがないことな どを強調した。さらに、捜査段階で郷里 の父親が供述した調書の内容を読み上げ た。
「息子はプライドが高く神経質で、自分が正しいと考えがち。また、音に敏感だった」
>>1に続く
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