バイクから転落の中３ひき逃げ、農協職員逮捕

読売新聞 11月22日 10時15分配信

　群馬県太田市で２０日夜、同市新田市 野井町、中学３年今井美旺（みお）君（１５）がひき逃げされ、死亡した事件で、太田署などは２２日、同市新田小金井町、 農協職員橋本辰徳容疑者（３１）を自動車運転過失致死と道交法違反（ひき逃げ）の疑いで逮捕した。

　発表によると、橋本容疑者は２０日午 後９時２０分頃、市内の県道で乗用車を 運転中、今井君をはねて死亡させ、その まま逃走した疑い。今井君は友人が運転 する原付きバイクの後部に乗っており、 転落したところをはねられたとみられる 。

　同署は、目撃情報や現場に落ちていた 車の部品の破片から車種を特定し、橋本 容疑者を割り出した。調べに対し、橋本 容疑者は「人をひいてしまい、怖くなっ て逃げた」と供述しているという。


　原付きバイクには今井君ら中学生３人が乗っていたという。今井君は最後部から転落したとみられ、同署は、道交法違反（無免許運転）などの疑いで、運転していた中学生らから任意で事情を聞く方針。３人は、いずれも別の中学に通う遊び仲間だったという。