【総合】自民党 へのコメント（No.32）

自民党総裁選　立候補４氏、復興の遅れを批判
産経新聞 9月22日(土)18時45分配信

　自民党総裁選（２６日投開票）の立候補者４氏は２２日、東日本大震災で被災した盛岡、仙台、福島市で街頭演説などを行った。

４氏は民主党政権の復興対策の遅れを批判。

民主党政権のいう「政治主導」は誤っており、復興の妨げになっているなどと指摘した。

　安倍晋三元首相（５８）は、復興の進め方について

「役人の裁量権を取り上げるから萎縮する。遅々として進まない復興は間違った政治主導が大きな原因の一つだ」と非難した。

東京電力福島第１原発事故に関しては

「私は損害賠償の迅速化を徹底し、風評被害に国が前面に出て対応する」と訴えた。

　石破茂前政調会長（５５）は

「日本の復興は東北が復興できるかにかかっている。汗を人にかかせて、『手柄は僕（民主党議員）が独り占め』では、組織は動かない。あらゆる責任を政治がとるべきだ」と語った。

　２月に発足した復興庁のあり方にも発言が相次いだ。

石原伸晃幹事長（５５）は
「誤った政治主導により、復興庁があらゆるものの査定を行う査定官庁になっている」と批判した。

林芳正政調会長代理（５１）は
「復興庁を作っても大臣、副大臣、政務官は経験のない民主党議員だ。どうやってよいのか分かっていない」と酷評した。

　体調不良で検査入院中の町村信孝元官房長官（６７）は総裁選日程には参加しなかった。