埼玉の中2、同級生に飛び降り強要…腰椎骨折

匿名

匿名

12/07/20 07:36:19

 埼玉県草加市立中学校で2年の男子生徒が4月、同級生2人に強要されて、校舎2階と1階の間のひさしから約3メートル下のコンクリート製通路に飛び降り、腰椎を骨折する重傷を負っていたことが、市教委などへの取材でわかった。
 市教委は、日常的に男子生徒に対するいじめがあったと判断し、男子生徒と保護者に謝罪する方針。
 関係者によると、4月18日正午前、男子生徒に対し同級生が「おれは飛び降りた。飛び降りると言っていたおまえも飛べ。飛ばないなら金をよこせ」と迫り、もう一人の同級生も「飛べよ」と強要。男子生徒は教室の窓を乗り越え、ひさしから下に飛び降りた。
 男子生徒はかかとの痛みを訴え、救急車で市内の病院に搬送されたが、いったん帰宅。腰や首などに痛みがあり、4日後の同22日に越谷市内の病院で受診したところ、胸椎と腰椎の圧迫骨折で全治1か月と診断され、約2週間入院した。

読売新聞 7月20日(金)7時26分配信

コメント

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  • No.44

    ぴよぴよ

  • No.45 匿名

    12/07/21 19:10:49

    こちらの方がわかりやすかったので、貼り直し

    埼玉中学生飛び降り問題 保護者側から学校の対応に不満の声

    フジテレビ系(FNN) 7月21日(土)18時12分配信

    埼玉・草加市の中学校で、男子生徒が同級生に強要されて、校舎のひさしから飛び降り、重傷を負った問題で、21日、緊急の保護者会が開かれ、保護者側からは、学校の対応に不満の声が相次いだ。
    21日の保護者会には、およそ400人が参加し、学校側からは、いじめに至った経緯などが説明されたが、保護者側からは、これまで学校が何も説明してこなかったことなどについて、不満の声が相次いだ。
    参加した保護者は、「以前から飛び降りる遊びみたいなのがあったのは、(学校としては)認識していなかったと」、「具体策が乏しいので、これじゃちょっと不安だなと」などと話した。
    一方、重傷を負った男子生徒の母親がインタビューに応じ、事故前日に、この生徒が担任に助けを求めたにもかかわらず、適切な対応がとられなかったことを明らかにした。
    男子生徒の母親は「(うちの子は)身の危険を感じる状況で、担任の先生にSOSを送っていた。軽い受け止めで対応してしまい、加害者から謝らせるだけで終わってしまった」と話した。
    男子生徒は現在、登校できない状態で、母親は、弁護士を通じて学校側にクラス替えなどを求めていくという。

  • No.57 匿名

    12/07/23 22:23:44

    草加市中学校では飛び降り強要 いじめと「悪ふざけ」の境界線は

    J-CASTニュース 7月23日(月)18時22分配信

     悪質ないじめが次々と問題になっている。
     埼玉県草加市の市立中学校で2012年4月、2年生の男子生徒が同級生に強要されて、校舎2階から飛び降りる事件があった。男子生徒は胸椎や腰椎を骨折する重傷を負った。
     「いじめ」という言葉では片付けられない事件だが、保護者会では「じゃれあっていただけなのでは」という保護者の質問も飛び出している。「いじめ」や「暴行」と、友達同士のふざけあいを見極めるのは難しいのだろうか。
    ■校長は「いじめだった」
     草加市教育委員会と学校は2012年7月20日に記者会見を開き、男子生徒が同級生4人から「俺が飛び降りたんだからお前も飛べ」「飛び降りないなら金を持ってこい」などと繰り返し飛び降りるよう迫られ、校舎2階の窓下にあるひさしから約3メートル下のコンクリート製の通路に飛び降りた。
     4日後に胸椎と腰椎の圧迫骨折が判明し、約2週間入院したと説明した。飛び降り当日と翌日には加害生徒のうち2人と保護者、担任教諭らが男子生徒の自宅に訪れて謝罪したが、男子生徒は退院してからも自宅療養中で登校していないという。市教委と校長は「いじめがあったと認識している」と謝罪した。
     市教委によると、男子生徒の母親は「小学5年生の時からいじめがあった」として、入学前に中学校に加害生徒らと同じクラスにならないよう要望を出しており、中学1年生の時は、いじめはなかったという。しかし2年生になって問題の生徒と同じクラスになり、再びいじめが始まったとしている。
     しかし埼玉新聞が男子生徒の母親に取材したところ、1年生の時にも真夏に高温の部室に閉じ込められたことがあったといい、市教委や学校側と見解が食い違っている。学校側からの謝罪もいまだにないと話しており、不十分な対応に怒りを隠しきれない様子だ。
     学校は7月21日に保護者会を開いて事実経過などを説明した。生徒の間では2階のひさしから飛び降りて校舎外に出て行くことが日常的に行われていたということもあってか、保護者からは「生徒たちはじゃれあっていただけなのでは」という質問も飛び出たが、校長は「いじめだった」とはっきり言ったという。しかし出席した保護者はテレビ朝日の取材に対し「(学校側は)いじめかどうか、まだはっきりと分かっていなかった感じ」と話している。
    ■大人は常にアンテナを張っておく必要がある
     7月上旬には滋賀県大津市の市立中学2年の男子生徒が「自殺の練習」などのいじめを受けて自殺した問題が発覚した。この学校では、担任教師が自殺した男子生徒が加害生徒から暴力をふるわれているのを見ても「やりすぎんなよ」と笑って止めなかった、という生徒の証言が報じられている。
     過去には「葬式ごっこ」で注目された「中野富士見中学いじめ自殺事件」がある。1986年に中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺した事件だが、自殺の前に加害生徒らのグループによって「葬式ごっこ」が開かれ、担任教師ら4人が寄せ書きを添えて荷担した。教師らは「どっきりだから」と加害生徒に説明され寄せ書きしたと釈明したという。
     こうした酷いいじめでも教師らが見て見ぬふりするどころか荷担するというのは、教師自身も「いじめ」と「悪ふざけ」の境界線を見失っているということなのだろうか。また、周囲の保護者らもそれを見極めるのは困難なのだろうか。
     教育評論家の森口朗氏は、「困難です」と断言する。いじめか否かはそれを受けている子どもの主観で判断するしかなく、子どもがいじめだと思えばいじめだし、いじられているだけだと思えばそれは「いじり」になる。だから、周囲の大人は子どものSOSを待つしかないという。
     ただし「これはさすがに危ない」という空気は察知できるため、子どもたちに対しては常にアンテナを張っておく必要がある。もっとも大津市の事件では、男子生徒は再三のSOSを出していたにもかかわらず最悪の事態になってしまったため、明らかに教師の怠慢だ、と森口氏は指摘した。

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