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- 匿名
- 12/07/09 10:00:21
今やオシャレの定番のスキニージーンズですが、毎日履いているという人は注意が必要かもしれません。
イギリスのニュースサイト『Mail Online』によると、フィットしたジーンズは大腿痛の感覚異常など神経を酷く痛めることがあるそうです。
バルチモア高度医療センターのカレン・ボイル医師は、脚の感覚が弱まったため“浮遊しているような気分に陥った”ある女性を例に、「太ももの外側を走る神経のひとつが圧迫されることにより、この障害が発生します」とABCニュースで説明しています。
この障害に陥ると、脚がピリピリと感じ、冷え症を引き起こし、痛みを感じるとも伝えています。
大腿痛の知覚異常は一般にはあまりよく知られていないのですが、以前より医療専門誌では報告があったとのこと。
そんなスキニージーンズの危険性について、以下から説明していきます。
■太ももにピリピリ感や焼けるような感覚
大腿痛の知覚異常については、2003年、カナダ医学協会誌にて、メルバインダー・S・パルマー医師が三つの症例を報告しています。
パルマー医師によると、患者は全て過去6~8ヶ月間もの間、タイトでローライズなパンツをはいた、太り気味の女性だったそうです。
患者はみな、ピリピリ感や焼けるような感覚を太ももに感じ、なかでもひとりの女性は多発性硬化症まで患いました。
しかし、あまりぴっちりしない楽な服装を6週間ほど続けたら、この症状は解消されたとのことです。
■それでもスキニーを履き続けると……?
前出のボイル医師は、もしこの様な症状を感じ始めたら、タイトジーンズの代わりに伸縮するタイプのジーンズを着用するように言います。
もし痛みを無視して、タイトジーンズをはき続けると、神経の損傷が死ぬまで残ってしまうと警告しています。
もともと女性だけでなく、男性もスキニージーンズを履く人が多いですよね。
このことについて、医師はタイトなジーンズを履くことによって、「睾丸が温まり、精子の数が減るので、子どもを望む場合はそういったジーンズを履かないように」とアドバイスしています。
また、スキニージーンズを穿き続けることにより、また性感染症のカンジダ症にかかる危険性も増加するのだとか。
タイトなジーンズを履いていて違和感を感じたら、履き続けないように注意してくださいね。
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