オスプレイ(沖縄)どう思う?

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    • 匿名
      12/07/24 06:33:20

    >>153つづき
     事実、この回転翼機、固定翼機双方の機能を併せ持ったティルト・ローター機は最近になって開発が始まったものではなく、1980年代から営々と研究が続けられ、幾度も失敗を繰り返し、多くの犠牲を払いながらようやく今日の実戦配備を迎えたものです。

    何の努力もせず、何の犠牲も払わない国が、最終的にその恩恵を享受し、配備にあたっては反対運動を繰り返す様は米国にとってはとても理解しがたいものなのでしょう。

    ましてやそれが同盟国ともなれば尚更のことです。

     このような米国の考え方と、日本をはじめとする他の国の考え方との間には実に大きな乖離があり、平時は明らかにならなくても、なにかトラブルが起これば埋め難い溝として突如としてその姿を現します。

     オスプレイと原発の構図は実に酷似していて、「人間の作る技術である以上、絶対の安全はあり得ない。リスクは常に存在し、いかにそれを極小化し、万一事故が起こった時にどう被害を最小化するかに全力を尽くすべきだ」という考え方がなかなか理解されにくく、いつしか実はあり得ない「絶対神話」が作り出され、かえって悲惨で過酷な結果を招くのです。

     「そもそもそんなものはやめてしまえばよいのだ」というのは簡単ですし、格好もよくウケもするのでしょうが、日本は日本だけでこの世界に生きているのではありません。

    人命の価値が日本や米国よりも尊ばれない国、あるいは優先順位の低い国は明らかに存在し、その国はリスクがあっても原発を推進し、オスプレイの配備の遅延や中止を歓迎しているであろうことは容易に予測されることです。

     だからこそリスクを最小化するために辺野古移設を進めていたのです。

    現政権で進捗が期待できない以上、日本政府として「米国がこう言っている」ではなく「日本政府として安全性を確認した。
    万一の時は当然責任を負う」と言い切るように全力を尽くして検証するしかないでしょうし、それが言えるまでは飛行を認めるべきではないと考えます。

    日本政府として責任が持てないものを国民が許容することなどありえないことを政府は知るべきですし、オスプレイ配備まで空白が生ずる場合の抑止力の低下についての対応も当然考えてしかるべきです。

    (以下略)

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