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◆配偶者控除廃止､見直しも=民主党岡田氏

配偶者控除、主婦反発に配慮し廃止 を見送り

読売新聞 11月6日 8時16分配信

　政府・民主党は、専業主婦のいる世帯 の所得税を軽くする配偶者控除について 、２０１３年度税制改正での廃止を見送 り、当面は継続する方針だ。

複数の民主党関係者が明らかにした。

次期衆院選が近づく中で、主婦層から 強い反発が予想され、党内の意見集約も 難しいと判断した。

民主党は０９年の衆院選の政権公約（ マニフェスト）で、配偶者控除の廃止を 掲げたが、４年連続の見送りとなり、衆 院任期中の年度改正では実現できないこ とになる。

政府が１２月の閣議決定を目指す１３ 年度税制改正大綱では、配偶者控除の廃 止を含む見直しについて、引き続き検討 することだけを明記する見通しだ。

配偶者控除は、配偶者の年間所得が３ ８万円（給与なら年収１０３万円）以下 であれば、納税者の課税対象となる所得 から３８万円を差し引き、所得税額を軽 減できる制度だ。専業主婦や、パートを している主婦がいる世帯が恩恵を受ける