中3男子、踏切内に浸入した2歳女児を間一髪で救出

匿名

11/12/15 15:53:29

「怖くはなかった」 中3男子、踏切内で立ちすくむ2歳女児を間一髪で救出し「大丈夫だよ」。羽生署が感謝状…埼玉


・線路上の女児に迫る電車-。羽生市の東武伊勢崎線南羽生駅近くの踏切で今月1日、2歳の女児が間一髪のタイミングで救出された。

自らの危険を顧みず小さな命を守ったのは、羽生市立東中学校3年生の石井嘉一君(15)。

「自然に体が動いた。怖くはなかった」。

その勇気ある行動に対し、羽生署から14日、感謝状が贈呈された。

救出劇があったのは1日午後4時半ごろ。
「やばい、やばい」。
一人で下校中だった石井君は周囲の大人たちの騒ぎ声で異変を察知。

反対側から歩いてきた女児が警報機の鳴る踏切内に入り、線路上で立ち尽くしていた。

 左側から下り電車が向かってくるのが見えた。
だが、「体が自然に動いていた。怖くはなかった」。乗っていた自転車を塀に預け、遮断機をくぐり踏切内へ。
素早く女児を抱きかかえて戻り、「大丈夫だよ」と声を掛けた。
電車は踏切手前で停止。
数分後、近所に住む女児の母親が迎えにきた。
女児は母親を捜し、一人で外出していたという。
目を潤ませて「ありがとうございます」と何度も感謝する母親を見て、石井君は「うれしかった」。

 石井君は小学6年生の弟と小学3年生の妹を持つ3人きょうだいの長男。
父親の弘文さん(50)からは日頃「お兄さんとして、弟や妹を助けるように」と言われ、小さい子を抱きかかえるのも慣れているという。

 「友人が困っていると、必ず手を差し伸べる。そばにいて癒やされる優しい生徒」とは担任の石橋順子教諭(54)の評。
今回の救出は「石井君にとっては当たり前だろうけど、なかなかできないこと」と立派な教え子を持ち、誇らしげ。
 この日、同署で感謝状を手渡された石井君は「びっくりしています」と照れ笑い。
大勢の報道陣から取材を受けて少し戸惑っていたが、今後、同じ場面に遭遇した場合の対応を聞かれると、「迷わず助けます」ときっぱり答えた。

 同署の下川龍二署長は「東日本大震災で絆という言葉が叫ばれているが、まさに地域の絆を守ってもらい、大変うれしい。その気持ちを忘れないでほしい」と勇敢な少年をたたえた。

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