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- 11/11/01 22:24:11
13人に死刑判決 麻原死刑囚逮捕から16年半でオウム事件終結
産経新聞 11月1日(火)21時41分配信
オウム真理教をめぐる一連の事件は、元教祖の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚の逮捕から16年半で終結を迎えることになった。
一連の事件で起訴された教団幹部らは189人。
このうち死刑判決を受けたのは13人で、「3大事件」といわれる
(1)坂本堤弁護士一家殺害事件
(2)松本サリン事件
(3)地下鉄サリン事件-のいずれか、もしくはすべてに関与した。
事件の首謀者と認定された麻原死刑囚は、1審東京地裁の公判が約250回を数え、平成16年2月に死刑判決が出るまで審理期間は約7年10カ月に上った。
麻原死刑囚の弁護団は期限までに控訴趣意書を提出せず、東京高裁が控訴棄却を決定。
最高裁も決定を支持し、控訴審は一度も開かれないまま、18年9月に死刑が確定した。
残る12人の教団幹部は全員が最高裁に上告。
麻原死刑囚のマインドコントロールの影響や共謀の有無などを争ったが、17年以降、遠藤誠一被告と中川智正被告を除く10人の死刑が確定している。
オウム裁判では、裁判の長期化も課題となり、裁判員裁判や公判前整理手続きなど、審理の迅速化を求める議論の契機となったとされる。
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